リクエスト

□デート
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ギルド


「ナーーっツ!」

「ぎゃぁーー!止めろっ!」


ナツの鉄拳がグレイの頭を打ちギルド中に響く


「いってーな!殴ることねぇだろ!」

「お前が近付いてくるのが悪い!」

「そういうツンデレ俺は好きだ」

「ツンデレじゃねぇ!」

「何 朝から騒がしい」

「仲いいわね相変わらず…」

「グレイは煩いだけだ」

「なぁ今日のグレイは機嫌良いみたいだが…」

「あぁ…今日、あいつとデートだ」

「デートっ!?」

「珍しいなナツが認めるなんて」

「俺だって嫌だよ、でも…」

「でも…?」

「罰ゲームだから…」

「あんたも大変ね…」

「なぁ助けてくれよ…」

「すまぬが今のあいつは私にも無理だ」

「おいナツ行くぞ!」

「はぁ…わかったよ…」

「(ナツ ファイト)」


ナツを心から応援するルーシィだった
















取り合えず街の中を歩く二人


「なぁグレイ」

「なんだ?」

「楽しいか俺とデートなんかして」

「何言ってんだ、俺はお前といるから楽しいんだろ」

「(よく恥ずかしい事言うぜ///」

「ナツは楽しくなかったか」

「っ!そ、そんな事ねぇ!俺もお前と居るから楽しい!・・・(何恥ずかしい事言ってんだ俺ーっ!)」

「プッ」

「何笑ってるんだテメェ!」

「いやナツが可愛いな〜って」

「///馬鹿グレイっ!」


ナツの頭が混乱してる中一瞬だが二人の唇が重なった


「・・・」

「さぁ、早く行くぞ」

「・・・」

「?ナツ?」

「また・・・」

「?」

「またしような・・・その・・・デート・・・///」

「あぁ」


街は夕暮れのオレンジ色に染まっていた
二人は元の帰り道を歩いている


「・・・好きだぞグレイ・・・」


ナツはグレイに聞こえないように出来るだけ小さな声で言うと


「俺もだナツ」

「っ!?」


慌てて横を見ると夕暮れで照らしていたグレイの笑顔があった


「ってかお前聞いてたのか!!?」

「いや、ナツがそう思ってるな〜って」

「やっぱり聞こえてんじゃん!」

「やっぱり・・・ということは」

「・・・もう馬鹿グレイ///!二度とデートしてやんね!」


ナツはおもっいっきり走った


「はっ!?おいナツ!それはねぇだろ!」


ナツの後に追いかけるグレイ





END

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