ジョジョ長編

□緑の法皇
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ある平日の早朝、私はいつもどーり家から出て、いつもどーり学校に着いて、いつもどーり、友達とお喋りする筈でした...

要するに、その日、私は運が無かったんです。無慈悲ですね、神様。



朝、自分の家から出てきました。
今日も一日頑張りますよぉ!

と言っても登校は一人なので黙々と歩きます。

学校の校門に着きました。後は靴箱のところまで行って教室に入ります。


ところが、ここで私の日常が崩れました。

「あっ、そこの子!危ない!!」

『えっ?」

バシッ

『うおぉ.......;;;』

「ごっゴメン!痛くなかった!?」

『痛くないわけないでしょう......』

朝練中のサッカー部のボールが見事、私の頭に直撃しました。痛いです。

「保健室連れて行こうか?」

『あ、いえ、お気遣いなく。一人で大丈夫ですから」

「そうか?ならいいけど、ほんとにゴメンな!次は気を付ける!」

『はいはい、朝練頑張って下さいね』


...はぁ、痛い。たんこぶ出来たんじゃないですかね。取り敢えず我慢出来る痛みではないので、保健室に行きます。

『失礼しまーす』

「あら、名無士さん。どうしたの?」

保健室の女医さんです。いつもお美しいです。

『ボールが頭に当たりまして...』

「まぁ、じゃあ冷やさないと!ちょっと見せて.....
腫れてるわね...暫くそこ、冷やしててね」

『はーい』

うぅ...ジンジンする....
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