ジョジョ長編
□旅立ち 前編
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空条君の家に来てしまいました。(半ば強制) 一言で言いましょう。
デカイ
そこらへんのとは比べものにならないほど大きいです。
あぁ、空条君がスタスタいってしまう。付いていかなければ。
玄関に入りました。すると、とても美しい外国人の女性がいました。
「あ!今、承太郎ったら学校であたしのこと考えてる♡
今…息子と、心が通じ合った感覚があったわ♡」
「考えてねーよ」
『こっこんにちは....』
空条君のするどいツッコミ頂きました。
この人は空条君のお母さんなんでしょうか....
「きゃあああ!?
じ、承太郎!?学校はどうしたの?
それにその女の子と担いでいる人は...!血....血が流れてるわよ!?女の子の背中からも!
まさか、あ、あなたがやったの?」
すいません。お騒がせして。
「テメーには関係のないことだ。ジジイはどこに居る、広い屋敷は探すのに苦労する」
でしょうね。こんだけ広いと探すの大変です。
「アヴドゥルさんと茶室にいるんじゃないかしら?
承太郎、その女の子はどうするの?」
「おい、テメーも一緒に来い」
「ダメよ承太郎、ちゃんと手当しないと。傷が残っちゃうわ?」
空条お母さんの優しさが背中に染みます....
「それぐらい俺がする。とっととついて来い」
『は...はいぃ.....
す、すいません....』
「もう!承太郎!」
すいません空条お母さん、空条君にはお爺さんに大事な用があるみたいです。
しかし、急に空条君が空条お母さんに向かいました。
「おい」
「なあに承太郎」
「今朝はあまり顔色が良くないぜ。
元気か?」
......なんですこの唐突なデレ....
珍百景登録もんですよ。
「.....イェーイ♡!ファインサンキュー!」
ああ...空条お母さん可愛すぎる....
なんだこの女神....
茶室の場所が分からないので空条君の後ろに付いて歩きます。ほんと大きいですこの家。
こういう状態なんて言うんでしたっけ。