長編

□一章
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レーナ「ここが試験の洞窟かー。」
付添人「私はここまでです、あなた様の武運をお祈りします。」
レーナ「ありがとうございます。」

レーナはとある洞窟の入り口に来ていた。この洞窟は歴代勇者が神によって認められる試験を行う場所だという。

レーナは洞窟の奥へと進んだ。

レーナ「洞窟というよりは、まるで遺跡だな、お、広くなってる。」

進んだ先にあったのは円形のドーム、四方には三体の男神像と一体の女神像が中央を見据えて立っている。

創造神の像「汝旅立つにあたり知恵を望むか、」
進化神の像「汝勇気を望むか、」
救済の女神像「汝元気を望むか、」
破壊神の像「汝力を望むか、」
創造神の像「知恵を」
進化神の像「勇気を」
救済の女神像「元気を」
破壊神の像「力を」
四神「さあ、何を望む!」

中央にたどり着いた瞬間にこれである。
レーナ「知恵、勇気、元気、力、神よ私は、」

レーナ「すべてを望みます!」

しんと静まり返るドーム。

創造神の像「ハハハ、すべてを望むか、」
進化神の像「はじめてだな、」
救済の女神像「いいでわありませんか。」
破壊神の像「では汝に我々四神の加護を授けよう。」
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