BOOK テニスの王子様3

□仁王×柳生28
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ジットリと髪が濡れてゆく。春が近づいて来たと言えど、日が落ちればまだ寒い。静かに降り出した冷たい雨が徐々に体温を奪う。「何をやっているんですか、貴方は。」「急におまんに会いたくなっての。」夜中の呼び出し。差し出された傘に入る。距離の近さに感じる幸福。

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