BOOK テニスの王子様3

□仁王×柳生27
1ページ/1ページ

 午前4時、目が覚めた。

 情事の名残で甘く痛む腰を抑えながら、肌蹴ていた掛け布団を直し、隣で眠る雪のような銀髪に目をやる。

 いつまで一緒にいれるのだろう。
 いつまでも一緒にいることができればいいのに。

 いっそのこと……

「朝なんて来なければいいのに」

 なんて呟いても、時間には逆らうことなんてできるわけもなく。
 無情にも一定のリズムで時を刻む彼の脈拍に、すり寄った。

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ