BOOK テニスの王子様3
□仁王×柳生27
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午前4時、目が覚めた。
情事の名残で甘く痛む腰を抑えながら、肌蹴ていた掛け布団を直し、隣で眠る雪のような銀髪に目をやる。
いつまで一緒にいれるのだろう。
いつまでも一緒にいることができればいいのに。
いっそのこと……
「朝なんて来なければいいのに」
なんて呟いても、時間には逆らうことなんてできるわけもなく。
無情にも一定のリズムで時を刻む彼の脈拍に、すり寄った。
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