黄昏に君を逢う


□人物紹介
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天狐
 千年以上生きている狐の妖怪。山一つを縄張りにしている。尻尾の数は生まれつき七本。自在に出し入れ出来る。ある少年に『おそ松』と名付けられ、以降、そう名乗っている。流転という日本狼のペットがいる。


空狐
 天狐の友人。翼を持つ狐の妖怪。兄弟ではない。何かあると空を翔んでいる。幼少時代を烏天狗に育てられた。形見の扇子を手離さない。ある少年に『カラ松』と名付けられ、以降、そう名乗っている。イチに『イチ』と名付け、天狐に預けた。


化け狸
 天狐と生活を共にしている妖怪。天狐とは恋仲。子は成せないので二人で流転という狼の霊を飼っている。空狐とは親友の間柄。とある少年に『チョロ松』と名付けられ、以降はそれをなのるようになる。


烏天狗
 翼が白い烏天狗。大僧正の孫で空狐の弟分。両親が亡くなった時、群れから追放され、空狐と共にはぐれ烏天狗になる。ある少年に『十四松』と名付けられ、以降そう名乗る。唄が上手い。


イチ
 川に捨てられていた人間と化け猫の子。高い神通力を持っている。天狐と狸に育てられる。天狐から陰陽道の基礎を習う。感情が昂ると猫耳と二本の尻尾が出てくる。形見でもある母の着物を身に付けている。常に半仮面を着けて紫色の目を隠している。


トド松
 平安京の貴族の嫡子。妾の子だが、三人の姉がいて男子は彼のみのため跡継ぎとして育てられる。本人は兄が欲しかった為、避暑に訪れた神羽の里で天狐達と出会い、彼等を兄と慕い名前を付け、イチに『一松』と名付け彼を引き取る。鬼目の子。舞いと笛が得意。


 
 

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