呟き/拍手返事
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そんな場所。
◆とある次男の懇願
眠れない。
早く寝なきゃなのに…
眠いけど眠れない。
部活の朝練があるのに眠れない。
あー、今日はダメな日だ。ってのが暫く続いてる。ダメだ。
隣の二つ下の弟の寝顔をつい見つめて
あどけない表情に胸が鳴る。
こうなると…不完全な『兄の仮面』は音を立ててぐれていき
『女』になってしまう。
女々しくなる自分が嫌い。
女になる自分、もっと嫌い。
ちょっとの優しさで嬉しくなって舞い上がって、ホント、馬鹿みたい。じゃなくて馬鹿か。そうです馬鹿ですごめんなさい。好きになってごめんなさい。好きだって自覚してごめんなさい。
それでも貴方が好きなんです。何も望んだりしないから、想うことを許してください。
傍にいることを許してください。
それさえも疎ましがると言うなら、
私は私を殺しましょう。何人も何人も。
貴方を好きだという私を殺して…だから、だから。
「──俺を兄さんと呼んでくれないのか?一松」
翌日の夕飯で、乞うてみてる。
兄と呼んでください。
兄と自覚させてください。
兄と刷り込ませてください。
兄と洗脳してください。
「…うっせぇ。兄なんて名ばかりじゃねぇか。誰がお前なんか兄だって呼んでやるかよ」
「──…お前だけだぞ、俺を兄さんって呼ばないのは。他の弟達はちゃんと呼ぶのに」
「──ハッ!!それなら一生呼んでやらねぇよ!!」
あとは、貴方だけ。貴方が呼べば私の『兄の仮面』は完成するのです。
貴方を、諦められる…
だから、どうか──…
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なんか、思ってたのと違う文になった…
転カラ→(←)一松
で、一松が兄さんって呼んでくれないから悩んで不眠症になったことがあるって裏設定のネタです。短すぎて【ごった煮】に出せないし、勿体無いから此処で出すことにしました。
高3ぐらいな設定
2016/11/04(Fri) 01:02
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