短編集
□いつまでもこの愛を
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敵船との戦闘を終えた白ひげ海賊団。
圧倒的な強さで、こちらから犠牲を出すことなくクルー達は皆船に戻ってきた。
そんな中、リムの恋人であるサッチは、興奮しながら何かを持っていた。
「なぁ！ 見てくれよ！ 敵船でこんなモン見つけちまった！」
「…え、悪魔の実？」
「おう！ 何の実かはわかんねェけどな！」
食べるの？ とリムが聞くと、どうしよっかなー…と悩み始めるサッチ。
「カナヅチになるのも嫌だからなー……リムにやろうか？」
「私も泳げなくなりたくないもん。いらないよ」
「そっか。まぁいいや！ オヤジにも見せに行こー！」
そう言ってサッチは、嬉しそうにオヤジの元まで走っていった。
リムは特に気にすることもなく、部屋へ戻り、戦闘で疲れた体を休ませるためにベッドへ入った。