短編集

□何系がお好き?
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「…そんな顔して、ぼくなら大丈夫だと思ったの?」


「ハルタ、隊長……。」


「俺だって男だぜ……?」




……。


きゃあああああ!!!




「…って、なにこれ?」


「よくわかんねぇよ。」




テーブルをダンダン叩いて悶えるリム。
口が緩んでニヤケた顔のまま、リムは言う。




「つまりですね、草食に見せかけて中身は肉食ってのがロールキャベツです! ありがとうございます、ハルタ隊長……御馳走様です。」


「なんか旨そうな話だな! 何の話だ?」




そこへやってきたのはエース。
俺も混ぜて! というような顔をする彼を見て、レイはニヤッと笑って言った。




「私は肉巻きアスパラが好きね。エース、ちょっとこれ。」




リム同様、紙をエースに手渡した。
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