叶う恋?神様はじめました

□神様はじめました
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不思議な妖怪、これはきっと夢、そう思いたい


「ふぁ〜よく寝た」


「お早うございます、魁さま」


声がすると思ったら扉の外には鬼火童子こと鬼切り、虎徹がいた


「お仕事の時間でございます」

「神になんてならない。寝る。おやすみZzz」

「魁さま!起きてください!」


うるさい
五月蝿い
煩い!


「わかったよ!!!何やればいいんだよ!はぁ……うるさくて寝れねーじゃねーかよ 」


仕方が無いので着替えてその神の仕事というのをすることにした


「まずは庭のお清めから悪鬼共を寄せ付けないよう汚れを祓いまする」


なぜ朝っぱらからやらなければならないんだ、夢であってほしかった…とつくづく思う


「ささっ掃除を始められませっ
境内は広うございます」


宿代……だと思うか………
でも神になんてなりたくないし


ぶつぶつと言いながら掃除を始めた
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