パラレル

□香水に酔わされて・・
1ページ/3ページ

ピッピィピッピィと目覚まし時計が鳴り響き
「うーんと呻き声を上げながら」鳴り響く時計のボタンを押そうと瀬那は手を伸ばして・・・
「!!!!!!」瞬間ヒル魔は瀬那を抱き締めて「今日は遅くから出勤でいいから」まだ寝てろ。
あっ!でも武蔵部長に連絡してません。
あいつなら大丈夫だ。俺達の事わかってから
瀬那!と呼んで「大丈夫か?」体の方は・・
少し重いですけど大丈夫だと思います。
ヒル魔が瀬那を抱きしめる仕草が優しくて
瀬那は昨日の情事を思い出し顔を赤くなるのでした。
おい!顔真っ赤だぞ!熱でもあんのか?・・・
いいえ!違います。熱なんかありません。
その・・・ともごもごと言いながら・・・
ピン!と来たヒル魔はニヤニヤしながら・・・
気持ち良かったか?と聞くと・・・
なっ・・・ボンと言う音が聞こえそうなくらい
顔と耳が綺麗に染まっている瀬那でした。
今日からお前は俺専属の女と秘書だから
毎日此処に来い。
それじゃ〜困ります。母親の洗濯や着替えなど
ありますから毎日は来れません。
母親のところに顔だした後で来ればいいだろうが・・・
でも・・・・それでも・・・
ごちゃごちゃいってっと朝から犯るぞ!
なっ・・いやです・・・
お前は俺と契約したんだ・・・
俺の言うこと聞くしかないんだぜ!
と低い声で言われて・・・・
耳朶を甘噛みされてしまう瀬那。
「ん!いや・・」と声に出てしまう。
母親の病院に寄ってから会社に出勤した。
ヒル魔と武蔵は会議でいなく
瀬那は武蔵から任されている書類を目を通し
PCに打ち込んでいく。
会議から戻って来たヒル魔と武蔵。
おかえりなさいませ!といいながら
コーヒーを淹れる。
真剣な顔して二人で話混んでる所に
コーヒーを置いていく。
部屋から出ていこうとしたとき
急に腕をヒル魔に掴まれて
えっ?と口にだすと・・・
お前も此処にいろ。話聞いとけ。
解りました。と武蔵の所に座ろうとしたら
阿呆かお前は・・・。
はい?と訳わからず・・・???
俺の隣に決まってんだろうが・・・
くっくっ!と武蔵が笑う。
糞ジジィ・・何が可笑しい。
あっいいえ!別に・・と言いながらも笑いを抑えようと必死。
話聞いても瀬那にはまだ把握はそこまでできておらず・・・??・わかんない。とボソリ言う
それから1時間経ったところで糞ジジィ・・
S社の実績・株その他調べてみろ。
この数字が気に入らねぇ〜!
畏まりました。早急に調べてみます。
ヒル魔と武蔵は次の場所に移動した。
武蔵は・・・瀬那!と呼び
はい!なんでしょうか。
これもやっておけ!明日までに仕上げとけ。
畏まりました。お気をつけて行ってらっしゃいませ。
18時になり一旦母親の病院に行き又会社に戻ってきて頼まれた事をやる。
23時・・・フゥ〜やっと終わった。
ふぁぁ〜と欠伸が出て眠気が襲い・・
机にうつ伏す。
深夜の1時頃ヒル魔と武蔵が戻って来て
瀬那に電話するが鳴り響く音は社長室からではなく秘書課から聞こえて来た。
おい!なんで秘書課からあいつの携帯があるんだ!置き忘れて帰りやがったのか?
武蔵とヒル魔が秘書課に行くと
スースーと寝息をたてて寝ている瀬那がいた。
武蔵は疲れて寝ちまいやがったのか・・
ヒル魔はおい!と揺り起こすが反応なし。
可愛い寝顔を見てキスしたくなるが我慢して
チッ!しょうがねぇ〜と言いながら
瀬那を抱っこして・・・
糞ジジィと言うと反応が早く
車までヒル魔は瀬那を連れて行き
そのままヒル魔の寝室で寝てしまった。
次へ

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ