夢夢

□血
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吸血鬼の都市に連れてこられてから

数週間

蒼空の年齢は24歳
普通ならウイルスにかかり死んでいるはずだが生きている

原因は分からない

百夜孤児院で先生をしていた私
子供達も吸血鬼の都市に連れてこられている

私は貴族の男 フェリドに血を与えている

フェリド「ジュル ジュル ごちそうさま♪」

ベットでぐったりする蒼空

フェリド「今日は何がほしいのかなぁ〜?」

「ミカ君の血は吸わないで」

フェリド「家族だから?」

「そう だから吸わないで」

フェリド「その約束はできないなぁ」


「なら今後一切 血は提供しない」

フェリド「良いのかなぁ〜
もしかしたら君の家族の血
ぜーんぶ僕が飲みほしちゃうかも(笑)」

「やめて!!」

フェリド「なら君しかいないよ?

ミカ君は別」

悔しい…

「分かった」

フェリド「話が早くて助かるなぁ」

私の血や身体は全てアナタのもの

自由をなくした私

鳥の籠のよう

永遠に逃げることは出来ない



END 
 

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