長い方

□ハリポタパロディ2
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幸せなレトルト

これは俺、レトルトの少し前のお話


俺はホグワーツへ入学して間もないころほんとに魔法が苦手やった
才能がないのではないかとも自分で思った
いわば劣等生ってやつや
まぁ劣等生にはもちろんきっても切り切れないものがあるやろ
いじめやいじめ
俺は一年生のころいじめを受けていていつも心に深い傷を負っていた
そんなある日
「ちょっ俺の教科書・・・!」
「はははー!wwとろいしちびだしバカなお前が悪いんだろーw」
「それなーww」
教科書をいじめっ子に取られてしまった
次の時間までに取り返さないと怖い先生に怒られてしまう・・・
「か、かえしてーな・・・」
「やだよーだ!ほらパース」
「あっ!」
教科書を投げられてしまった
そのとき
「ナイスパースwww」
上級生に教科書を取られた
でも
「ほらっパースw」
「えっ」
俺のほうへ教科書を投げてきたのだ
急のことだったけどなんとか取れた
「あっなにすんだよ!!」
「おっおい・・・こいつ上級生だからやめたほうがいいって・・・」
「ほんとだ・・・次の授業にも遅れるし行こうぜ・・・」
いじめっ子たちは走って帰っていった
「大丈夫?」
「あっ・・・はい。ありがとうございます・・・」
「ハッフルパフ生か。俺もなんだ。よろしくね」
彼は俺の目にヒーローのように見えた
「授業大丈夫?遅れちゃうんじゃない?」
「あっ!!」
彼は少し笑って見せて
「送って行ってあげるよ」
そういうと杖を取り出し空に向け「アクシオ」と呟いた
するとどこからか杖がやってきて彼の目の前に降りてきた
そんな魔法界では当然の様子に俺は感動すら覚えた
「ほら乗って。二人乗りは初めてだけどまぁ何とかなるさ」
「はっはい!」
初めて乗った箒は風に当たってとても気持ちがよくて上からさっき俺をいじめてたやつが急いで走っている様子が見える
(俺も・・・・)
「はい着いたよ」
箒で飛べばすぐに着いた
「ここをまっすぐ行って曲がれば大丈夫だからさ、じゃあね」
「ありがとうございます!」
「いやいや、気を付けてね」
「はい!」
俺は急いで走っていった
ふとちらりと後ろを見た。
彼はゆっくりと歩きながら来たほうへ戻っていった
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