長い方

□ハリポタパロディ
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「んでここにきたと」
「はい」
「俺達には限界でした」
「自分ら失礼なやつらやな」
俺たちは黄色いカーテンの談話室前まで来ている
そして今話しているこの人物はレトルトと呼ばれている人だ
この人ならアブさんと同じ寮だから何か分かるかもとキヨくんが提案してくれた
「んーアブくんなら多分そろそろ帰ってくると思うで」
「今居ないの?」
どうやら今丁度アブさんはいないらしい
「コジマさんと飲みに行ってんねん」
「あ〜コジマさんと仲いいもんね」
「そうなんだ初めて知ったわ」
コジマさんとはまぁ簡潔に言えばキヨくんがアブさんと仲良くなったような感じの人
ほんとうるさいよねあの人
「とりあえず中で待ってたらどうや」
「うん。すぐ帰ってくるならそうしよーぜーつわはすー」
「はいはい」
こんな感じでハッフルパフ寮の中でありがたく待たせてもらうことにした
でもまぁ中ではハッフルパフ寮の人たちの目が痛かったわけだが

〜数時間〜

あれから何時間経っただろうか
全く帰ってこない
「なぁーまだ帰ってこないの?」
「おかしいなーアブくんいっとった時間過ぎてんやけど」
「ねーむーいー」
「キヨくんが眠いのはいつものことでしょ」
でも確かにそろそろ戻らなきゃまずい
先生や監督生には怒られるし周りの人からもなにほかの寮にいたんだよとひどく差別されるだろう
「そろそろ時間的にもまずいしお暇しようか」
「そうか?あーそのほうがええかもな」
「まったくーーーアブさん今何してんだよーー」
「はいはい寝ぼけてないではよ帰ろう」
「そいつシめたほうがええんちゃう?つわはすくん」
嫌に笑った顔でこっちを見てくるレトさん
「今度シめとくよ」
そして俺はその顔に合わせて嘲笑いながらキヨくんを見た
「二人でなに不吉な話してんだよ!!」
といって逃げるように出て行こうとした
そんな怖い顔してただろうか

が、そのとき

ドンッ

キヨ君が人とぶつかった
あーもー・・・
「何してんの・・・」
「ッてー・・・すいま・・・」
キヨくんがぶつかった人の顔を見て止まってしまった
「大丈夫?ってキヨさんとつわはす君じゃん」
「えっ」
えっ
「えっ」
「あ、アブくんおかえり」
「えっ」
「えっ」
あぁ、アブさん・・・とりあえず今日は遅いので帰ろう
「すいませんアブさんまた明日来ますね。ほらキヨ君」
「えっあぁ、すいません」
「いや大丈夫だよ。また明日ね」
「じゃーねー」
レトさんとアブさんが手を振ってくれた
振り替えして走って帰った
なのに・・・
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