長い方

□じっきょうぐらし!!
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kj「おはよ〜・・・!!この匂いは!!」
sp「おはようコジマさん。今日はラーメンだよ」
kj「やっほおおおおおおい!!!!!!プレイボーーーール!!!!!」
いかにも寝起きという顔でコジマが入ってくる
さっきまでいかにも眠そうな顔をしていたのに朝ごはんがラーメンと知ると急に元気になった
tw「コジマさんうるさいっすよ。早く席についてください」
つわはすにおこられてごめんごめんといって席に着く
ab「ほんと朝から元気だよね〜よくそんな声でるわ〜」
アブがあきれた口調で言うとセピアが「はは、ほんとですね」といってラーメンを持ってきてくれた
kj「おおおおお!!おいしそ〜!!いただきまーーすっ!!」
いち早くコジマがいただきますと言ってラーメンを食べ始める
それに続きいただきますと三人も言って食べ始める
kj「おいしーっ!!やっぱセピアさん料理作るの上手だなーー!」
sp「まぁ、インスタントなんだけどね」
ab「でもコジの言ってるのよく分かるな。セピアさんが作るとおいしく感じますよ」
tw「うん。俺が作ってもなんか普通の味になっちゃうんだよなー」
sp「二人まで・・・」
困った顔で言うがまんざらでもなくうれしいようだ
ab「でもどうするんですか?もうインスタントもそこをつきそうだし・・・」
kj「えっ!?」
アブの言葉に真っ先に反応したのはコジマだった
sp「あぁそうなんだよなぁ・・・ほかのもなくなりそうだし・・・」
tw「しばらくは水とカンパン生活?」
kj「ええええええええええ!!!!!??????」
三人が一斉に耳を塞ぐ
ab「あの・・・ほんと寝起きだからやめてくれない?」
tw「冗談ですよ。ただの冗談」
sp「いや、このペースでいくとほんと早めに調達しなきゃまずいんだよね・・・」
セピアが他の三人に申し訳なさそうにしながら言う
ab「・・・どっかの誰かさんが人一倍食うからじゃないの〜?」
tw「いっつもお代わりしてる気がしますもんね〜・・・」
二人でコジマを睨む
目を見ていられなくなりそらすコジマ
sp「いや、まぁねそれもあるんだけど」
kj「まじかっ!?」
sp「でもやっぱ一番は俺たち四人ともいい年だし、食料の消費がかなり激しいんだよね」
それを聞いてほっとするコジマとそれもあるかと納得するアブとつわはす
ab「じゃあそろそろ購買にも行かなきゃかー」
tw「そうですね」
ab「俺今日見回り当番でしょ?ついでに行こうか?」
tw「いくらアブさんでもそれは危険ですよ!!」
kj「その通りだよ!一人で行く気なの!?」
ab「大丈夫大丈夫。購買部には何回か行ってるし。・・・それに」
するとアブは窓のほうへ行きガラスに手を付け外を見た
ab「ほら。今日は土曜日だ。休日だし学校にあいつらはかなり少ない」
sp「・・・それもそうですけど万が一の可能性もあります。やっぱりここは・・・」
その質問にアブは即答した
ab「三人は疲れてる。今日とかいつもより寝れなかったんじゃないの??ww」
自分の目の下を指でなぞる
三人ははっとして昨日のことを思い出す
昨日はセピアは夜遅くまで家計簿をコジマとつわはすは真夜中にトイレに行きそのまま寝つきにくく結局寝たのは三時間きりだった
ab「ほーら。思い当たる節があるーw」
小馬鹿にするように三人を笑う
ab「だいじょーぶ!そんな行動力の低下をしてる三人を連れて行くよりイケメンで運動もできて頭の回転も早いアブさんが一人で行ったほうがちゃっちゃと終わるよ〜」
tw「アブさん・・・」
つわはすはそれでも心配そうにアブのほうを見る
sp「・・・じゃあ今日の夜、お願いしていいですか?」
kj「セピアさん!?」
驚きを隠せないようにコジマはセピアを見る
sp「でも、取ってくるのは明日分の最低限の量だけです。今日俺たちは早く寝て疲れを取って明日十分な量を取りに行きます。」
ab「んーまぁそれでもいいけどー」
sp「じゃあそれで決まりですね」
tw「本当にそれでいいんですか!?セピアさん」
sp「大丈夫。土曜の夜ならあいつらも居ないはず。それで日曜の夜、本格的に行けば問題は無いよ」
tw「そうですけど・・・」
kj「・・・ま。いいんじゃない?」
tw「コジマさんまで・・・」
kj「つわはすくんは心配してるけどアブさんは思ってる以上に信頼できる人だから」
ab「そーそーわかってるじゃんコジ〜。つわはす君もそんな心配しなくて平気だから〜」
とか言いながら席に戻ってきてラーメンを啜る。
コジマはまだ心配そうなつわはすにそっと耳打ちで「アブさんなりに気を使っているんだよ。ここで言うこと聞かなきゃアブさんのプライドが許さないって」と囁いた
つわはすは「・・・そうですね。」とうつむきながらラーメンを啜った
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