短編

□3rd.おめでとう
1ページ/1ページ

『...』

「...どうしたんだよ、朝から。何?」

『...なんでもない』


...今日は、陽人の誕生日。

だから、朝からずっとプレゼントを考えてる

どうしよう...

「...なんなんだよ、マジ。腹立つんだけど」

『...だから!今日は、...その...お前の誕生日だろ?...』

「...は?」

『...だから、何にしようか迷ってんだよ。プレゼント』

「...お前、バカなのか?」

『なっ!?』

反論しようとすると。


唇に、柔らかい感触。


『んっ...』

ぬるっとしたものが、唇を割って入ってくる

『...っ、は、ん...っ...っん、...っはぁっ』

ぱ、と口を離す。

銀の糸が俺らを繋ぐ

陽人は元々キスが上手く、ヤるときはほんと...脱帽。

「...伶斗、お前ほんとエロい顔出来るようになったね」

『...っうる、せ...』

「俺が欲しいのは、伶斗だけだからさ。プレゼントとか考えなくていいよ」

『...え...//』

「んじゃ、貰っていいんだよね?」ニヤッ

『...っ///』



『ぁっあ、はぁっ!ゃだっ、ぁ、そこっ、やだっ!』

「嘘付けよっ...」

『ぁ...っ、あぁっ!』

「ん、伶斗。こっち向いて」

『んっ、んんっ...ふぁ、ん...っ』

舌を絡ませる

『あ、ん...っ、へぁ...っ』

「あは、めっちゃエロい顔してるー♡」

陽人の指が俺の口に入れられる

『っは、ふぁ、ん...っ』

陽人の指に唾液を絡ませる

「...っは、...出すよ...?」

『...っ、ぅん...っ!』


お腹の中に熱いモノが出される。

それと同時に、俺も吐き出す

『...っは、...陽人...』

「...んー...?」

『...誕生日、おめでと///』

恥ずかしくて、顔を逸らす

「...は、ははっ...」

『っな、何だよ!...んっ』

浅いキスをする

「...ありがと、大好き」


『...俺もだよ、バカ///』ボソッ

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ