短編

□6th.俺のものってシルシ。
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『あっ、ん、んんっ、んぁっ、ん"ーっ!』

もう何分もこうやっている。

その理由は、

俺が蓮を怒らせてしまったから。

『蓮、これ、とって...っ!』

「何を?」

そう問いかける蓮は、一見するといつもの笑顔だ

だけど、本当は...いつもとは比べられないくらい怒っている

『...りんっ、リング...っ』

「駄目」

胸の突起を思い切り摘まれる

『っ...!?ん、ぁ"...っ、あ"_____っ』

イこうとしても、リングがそれを邪魔して

射精させてくれない。

何度も絶頂を迎え逃している

「ちゃんと反省して」

蓮の指が口に入ってくる

唾液を絡ませる


「...何で、俺以外の男とキスしてたの」


『...っそ、それは...ちが...っ』

「何が違うの?」

蓮は、近くのビニール袋から何かを取り出した


それは、ローター。

少しだけ蓮が唾液を絡め、まだ慣らしていない俺の孔に押し当てた

『ぁ、う"...っ』

「...あの男、誰」

う"ぃー、とナカでローターが暴れている

『...あいつ、はっ、...おれ、しらなっ』

「...ローター、出てきちゃいそうだね。...これで蓋してあげるよ」

蓮が取り出したのは

特大バイブだった

『むっ...り、はいんな...っ』

俺の悲痛な叫びには耳も貸さず、蓮はバイブを入れ始めた

『ぁ...んっ...くる、し...っ』

「これ、奥届いてるよね?どう?玩具に奥突かれる気持ち」


『...きもち、いっ...』



あの時、俺がキスしていたのは

俺も知らない相手。

体育館裏に呼び出されて、喧嘩かと思った

喧嘩なら慣れてるし、好きだからやろうと思った

でも、相手がしてきたのは別のこと。

俺の手首を見た目からは信じられないような力で押さえつけ、無理矢理唇を合わせた

怖かった。嫌だった。

助けを求めて、涙目で周囲を見回したとき

蓮と目が合った。

すぐに蓮は助けてくれたけれど


やはり、怒っていた。


『あ"...っ、蓮...っ...おね、が、いかせてっ...!』

「...やだよ」

そのまま、バイブとローターは動き続ける


その瞬間、頭が真っ白になった

『...______っ』

「...あれ、ひょっとして今のって...空イキ?もー、ほんと淫乱なんだから...」

『...っ、蓮...っ、も、ゆるし...』

涙が零れる


「...俺、伶斗のこと大好きなんだよ」

『え....?』

「分かってるでしょ?ほんと、どうしようもないくらい好きなんだよ。...だから、キスしてるの見たとき...心臓が破裂しそうだった」

『...っ蓮、...』

「ヤンデレっていうのかな?それとも、重いだけなのかな...?..でも、それでもいいから俺は」


「俺は、伶斗を俺だけのモノにしたかった」


『...っ、ばかっ...』

「...ごめん、こんな酷いことして」

蓮は、バイブもローターもリングも外してくれた

『...じゃ、も、絶対蓮から離れないからなっ!?///』←本人は強気のつもり

「へっ!?///や、あの、それは...嬉しいけど...//」



『...蓮のバカぁぁぁぁあ////』



「...でも、怯えた伶斗も可愛かったかも...?」ニヤッ

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