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□願うのは君と共に、
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事態は最悪だった。
「来客って……。なんでシーザー兄がここに…?」
あら、知り合いなの?とリサリサさんが私に尋ねた。が、キチンとした返事を返すこともできなくて、ただただ頷いた。
あぁ。なんということなの。
すっかりと忘れたと思っていたのに、どうして涙が止まらないの?
少し、いや、とても大人になったのに変わらない風貌。
シーザー兄はあの時と変わらずとっても格好良くて、同時に、覚悟を決めたその目がとても綺麗だった。
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