菖蒲の夢物語

□ワクワクする!!
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私は身世獄卒。双子の姉の身夜と、風餓お兄ちゃん、肋角さんが大好き。えっ?聞いてない?…撃ち殺されたいの?

今私は、佐疫がくれたお菓子と洋菓子を食べつつ平田のノベルアンソロジーを読んでる。斬島総受けが一番好きだけどね、平田も良いと思うの。…前に田噛に見つかって殺されたけど。田斬も平斬も良い。でも、佐斬と平田のダブルが最強だと思うの。最近作った同人誌は平腹←田噛←斬島、斬島←平腹、佐疫だった。オチは、佐斬と平田だったけ?田平だったけ?…忘れた。

「身世〜肋角さんが呼んでるから執務室行こ〜」

「うん…身夜」

身夜が呼んでる。よく「そっくりだね、見分けがつかない」と言われるけど…よくわからない。肋角さんと災藤さんは初めの頃から間違ってなかったし、特務室の仲間もわかるみたいだし。(最初は間違えられた)

「どうしたんだろーなぁ?」

「…さぁ?…そう言えば田斬、じゃなくて田噛と斬島は?」

「あぁ〜、任務らしい。昨日の晩から行ってるぜ。」

そう言えば、昨日から平田を見ていない。いつも一緒だから半自動的に見られるのに…

「入ろっ」

執務室に着いていた。身夜がノックしてる。

「身夜と身世です」

「…入れ」

なんか、間があったなぁ。身夜も不自然に感じたらしい。少し顔を見合わせていたけど取り敢えず入ろう。身夜がドアを開けた。

…即閉めた。

よく無口・無表情・無感情(最後のは不本意)と言われる私でも閉めたと思う。執務室内では、任務中らしい田噛と斬島意外の仲間が集まっていた。そして、オレンジの瞳の女性と青い瞳の女性。オレンジの瞳のほうが平腹をツルハシで殺していた。性別を考えないならば、日常茶飯事な光景だった。

「身夜、身世説明が有るから入ろう?な?」

「兄貴」

「兄さん」

本当に説明してほしい。取り敢えずだけど執務室に入る事にした。何だか…ワクワクする!!
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