銀魂 ( 沖田受け)
□純潔を散らせたように
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「 なぁ、慣らさずに挿れられるってどんな感じだ? 」
総悟の体を押さえ込み脚を開かせ、中へ無理やり挿入をした 。
本来ならゆっくりと時間をかけてからローションよく濡らしてから及ぶ行為だ。
突然の挿入に耐えられず、粘膜が裂けたようだ。
小さな入り口からは血が出ていた。
まるで女の処女喪失みたいだな、
と靄がかかった頭で思った。
慣らさずに挿入したのは初めてだったが力でねじ込めば一気に入った。
準備のされていない中はきつく閉ざされ、いつも感じるローションのぬめりもなかった。
固く閉ざされた入り口をかき分ける感覚は正直今までで一番気持ちが良い。
総悟の抵抗の声はなんだかぼんやりと遠くで聞こえるようで頭に全く入ってこない。
「 っ……しねっ…ひじかたっ……! 」
「 お前が殺し損ねたんだろうが。」
痛みに眉を寄せ息も絶え絶えな総悟を見ても一欠片も可哀想だなんて思えない。
俺は中で、乾いた粘膜を遠慮なしに擦った。
「 ぐっ………ぁっ……っ……! 」
「 痛えか?そりゃ痛えよな 。 」
「 ゔぅっ……! うぅ…はっ…… 」
とても情事中の声とは思えない苦しそうな声を出す総悟。
むしろいつもの甘ったるい喘ぎ声よりも全然 、
「 なぁもっとその声聞かせろよ、我慢してんだろ 」
ギロリと睨まれる。
最大限の憎悪が込められたあの大きな目。 そんな元気があったとは驚きだ。
俺は睨みつけてくる総悟に無性に腹が立ったため頬を殴った 。
「 っ!!……ってぇ、ひじかた…っ てめぇ…! 」
総悟は怒気を孕んだ声で怒鳴るが、真っ赤になった頬と涙をいっぱいに溜めた目が台無しにしている。
俺はまた律動を再開させた。
「 なぁ、そうやって睨めばやめてもらえるとか思ってんのお前 。 」
「 うああっ…!! ぐううぅ…! ちがっ…なんでっ …… 」
「 … なんで ? 」
全く総悟は何を言っているのだろうか。
今までの自分の行為を棚に上げてどうしてそんな事が聞けるのだろうか 。
いくらなんでも俺を甘く見過ぎだ。
「 なぁ、お前の中狭すぎて奥までいけねーんだけど 。 あぁ、 」