現代作品
□盗み屋危機一発!
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とある美術館....
私は今、物陰に隠れてある人物を待っている。
先週私と警察宛に美術館にある、時価一億円もするダイヤモンドを頂くと犯行予告があった。
何故、小さな探偵事務所の私の所までに犯行予告が来るのか分からないが、そのお陰で警察庁第三課から美術館に呼ばれて、現在こうして泥棒が盗みに来るのを捕まえる為、今か今かと待っている。
プシュー
「なんだ!」
「おい!何があったんだ!」
三課の刑事達が、騒ぎ出す。
いきなり何かが投げ込まれて、白い煙が部屋に立ち込める。
「明かりを付けろ!換気しろ!」
その言葉の少しした後に照明が付き、窓が全開になって、白い煙が無くなった。
全員が時価一億円のダイヤモンドが盗まれていないか確認する。
「無い!無いです!警部!」
ガラス製のケースに入ってるダイヤモンドが無くなっていた。
「クソッ」
「アレを見て下さい!」
全開の窓の外に指を差す方向を見ると、気球のような飛行物体が飛んでいる。
「あのヤロー....おい!向かうぞ。ホシは彼処にいる!」
第三課の警察達は飛行物体を追うために、外に出る。
私は一人残り、出る振りをして物陰に隠れた。