ファンタジー作品

□年下王子の扱い方 第一章
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むかし、むかし
こんな話がありました。

三つの世界が一つの時。
二人の男と一人の女が知り合いました。

二人の男は一人の女に恋しましたが、お互いに察して、女と程よい距離でいました。

そうすれば誰も傷付かず、平和な時を楽しむことが出来るから。


しかし、女がある一人の男と関係を持ち、付き合い始めました。

それを知ったもう一人の男は怒り、世界を三つに分けました。

女は色んな種族に、魔の力を持った世界で、もう一度三つの世界を一つにする為に方法を探す。

一人の男は愛しい女と離れ、涙で打ちひしがれると、大陸が水に埋まり、そして海になった。
男は海に魅了され、航海することにし、女を探す旅に出る。

もう一人の男は裏切られた二人の怒りや悲しみ。そして、二人の友と離れ離れになった後悔の念が無くなるように、機械というモノを作り、その念を戒めに精霊達に説いた。

そして、それは今でも続いてるとか、続いていないとか。
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