0615×1122小説

□僕の目を見て3
1ページ/12ページ





見回りの先生が教室を施術してくれたおかげで、ジフンが俺の家に泊まることになった。


俺の家に…泊まる………ジフンが……ベッド1つしかないし……これはもう……………

ヤバい。今絶対ヤバい顔してる。鏡見なくてもわかる。隣を歩いてるジフンにニヤけ顔がバレないように、ぎゅっと唇を噛みしめる。



俺のアパートの前につき、申し訳無さそうにしてるジフンを部屋に入れる。

今まで別に友達を家に入れたことはあっても、ジフンは特別だからなんだか緊張する…部屋汚くないかな…?!


「はい!上がって!飲み物とか持ってくる!」

「お邪魔します…」


ふかふかのクッションにジフンを座らせて、狭いキッチンにある冷蔵庫からジュースとお菓子を持ってくる。

落ち着かない様子のジフンがかわいい。部屋が暑いのか火照ってるのか、制服のジャケットを脱いでワイシャツの袖をまくっている。


「ジフナ、部屋暑い?」

「あ…大丈夫」

「そう?じゃあ、もうちょい近く行ってもいい…?」

「…えっと」

「…緊張してるの?かわいいジフナ…」


鼻先にちゅっとキスすると、顔を真っ赤に染めるジフン。だめだもう…もうちょっと我慢しようと思ったけどやっぱり無理…!

そのままぐいぐいジフンを押すようにキスしていく。ここなら本当に誰にも邪魔されないし、誰にも見られないし聞かれないし…


「んっ…はぁ」

「ジフナ…」


ジフンもあんまり声我慢しないし最高…

ジフンが一生懸命目を瞑ってるのを見ながらキスするの、ほんと好き。たまに目ぇ開けてくれて目が合うのも好き。その後すぐ閉じちゃうのも好き。


ワイシャツの上から、ジフンの身体を撫でる。くすぐったそうに身を捩らせるジフン。



_
次へ  

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ