0615×1122小説
□僕の目を見て3
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見回りの先生が教室を施術してくれたおかげで、ジフンが俺の家に泊まることになった。
俺の家に…泊まる………ジフンが……ベッド1つしかないし……これはもう……………
ヤバい。今絶対ヤバい顔してる。鏡見なくてもわかる。隣を歩いてるジフンにニヤけ顔がバレないように、ぎゅっと唇を噛みしめる。
俺のアパートの前につき、申し訳無さそうにしてるジフンを部屋に入れる。
今まで別に友達を家に入れたことはあっても、ジフンは特別だからなんだか緊張する…部屋汚くないかな…?!
「はい!上がって!飲み物とか持ってくる!」
「お邪魔します…」
ふかふかのクッションにジフンを座らせて、狭いキッチンにある冷蔵庫からジュースとお菓子を持ってくる。
落ち着かない様子のジフンがかわいい。部屋が暑いのか火照ってるのか、制服のジャケットを脱いでワイシャツの袖をまくっている。
「ジフナ、部屋暑い?」
「あ…大丈夫」
「そう?じゃあ、もうちょい近く行ってもいい…?」
「…えっと」
「…緊張してるの?かわいいジフナ…」
鼻先にちゅっとキスすると、顔を真っ赤に染めるジフン。だめだもう…もうちょっと我慢しようと思ったけどやっぱり無理…!
そのままぐいぐいジフンを押すようにキスしていく。ここなら本当に誰にも邪魔されないし、誰にも見られないし聞かれないし…
「んっ…はぁ」
「ジフナ…」
ジフンもあんまり声我慢しないし最高…
ジフンが一生懸命目を瞑ってるのを見ながらキスするの、ほんと好き。たまに目ぇ開けてくれて目が合うのも好き。その後すぐ閉じちゃうのも好き。
ワイシャツの上から、ジフンの身体を撫でる。くすぐったそうに身を捩らせるジフン。
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