俺がお前を守るから。
□学年1コンビ〜下剋上〜
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「なぁ、優太。今日は陸上に行っていいだろ?」
「だめだよ。将輝はバスケ部なんだから。」
「優太たちが強制的にいれさしたんだろうが。俺は正真正銘陸部だ。」
ともめているとドSな巧が入ってきた。
「ん?バスケ部でよかったって?」
巧は恐怖の微笑みを浮かべた。
「思ってません!思ってません!」
「否定すんのか?ちび。」
「うるせー、のっぽ。」
「あぁ?」
すると優太は将輝に抱きついた。
「にゃっ?」
「ね、お願いだよ。将輝がいたら頑張れるから。」
「明日は陸部行くからな!」
「ばんざーい!やった!」
女子のきゅんきゅん声がまたまた響いた。
将輝に抱きついた優太の可愛さが女子の胸を掴み、さらに許した将輝に対して喜ぶ優太の姿も掴んだ。