いつもいっしょ

□おでかけ〜幼稚園〜
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「な、これ着てみてよ。」
「ワンピース?!僕、男の子だよ?」
「いーのいーの。そういうの関係なし!お前みたいなやつなら。」
「じゃ、着てみるよ。」

ゆう馬は、試着室に向かった。白いワンピースで、控えめのレースがついている。凜太は、その間に茶髪で長髪のウィッグを持ってきた。

「できたよ〜」

カーテンの後ろからゆう馬は声をかけた。

「出てきて〜!」

カーテンを少し開けて、うつむき、下唇をかみながら少し微笑んだ。頬が薄くピンク色に染まる。

「足がスースーするね//」

凜太は、衝撃をうけたように固まった。

「可愛い....むっちゃ可愛い!」
「そう?ありがと」
「あ、あとこれつけて。靴はこれで〜、帽子はこれっ。」

ゆう馬は言われた通りに着た。

「なんか、自分じゃないよ...」
「やべぇ//俺好き〜!//」

凜太は抱きついた。

「ふぇっ?!り、凜太〜。好きって?//」
「何回も言わせんなよ〜よーし、それ全部買ってやるよ。」
「た、高いよ?ダメだよ〜。」
「母さんたちはこういうのが好きだから大丈夫だって!」
「こういうのって?あぁ〜待ってよぉー!」
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