SAYAMILKY

□会えなくても(裏)
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美優紀side






彩ちゃん…
最近テレビ出ること増えたなあ…




彩ちゃんが出てるテレビ番組を見るのが、
最近のマイブーム。

今日はグルメ番組か。



今日も彩ちゃんイキイキしてるなあ
可愛い。




彩ちゃんの顔を見るだけでニヤニヤしてしまう。
最近会えてないからな……
会いたさが増す。






彩ちゃんが美味しそうに野菜を食べている。

そして唇をペロっと舐める。





なんかその瞬間がスローに見えて、
それだけでもドキドキしてしまった。

…私は彩ちゃんの唇に釘付けになる。






………はぁ…………

…彩ちゃんと…キスしたいなぁ………




テレビ越しにしか見れへんもどかしさに
だんだん体がうずうずしてきた。



今から彩ちゃん来てくれへんかなあ……





それからも彩ちゃんを見てて、
とうとう私は我慢できひんくなってしまい、

いつのまにか自分の指をくわえていた。



テレビの彩ちゃんを見ながら自分の指を舐める。


「んっ……彩ちゃん……っ…」





あ…そういえば……

ベッドの方を見ると
こないだ彩ちゃんが泊まりに来た時に、
忘れていった彩ちゃんの服が置いてある。



指を舐めてるだけじゃ満足できひんくなった私は、
彩ちゃんの服を手に取って抱きしめる。





「……はぁ……さやかちゃ……っ…」



彩ちゃんの匂いがする。

その匂いは、テレビ越しに映る彼女が
私にだけしてくれる行為を思い出させる。


彩ちゃんの声………息づかい………
……指の動き………



……あかん……もう………



私は彩ちゃんの匂いをかぎながら、
いつのまにか自分の下を撫でていた。



「…んっ…はぁっ……ぁ…はぁ……っ…」






はぁ…
匂いだけで…こんなに愛しさが溢れるやなんて……

私…そうとう彩ちゃんに溺れてる……





……彩ちゃん………好き…………っ……





ゆっくりと自分の指を中に入れる。



「っ……はぁっ…」



自分の1番感じる所を撫でる。

でも…
細い自分の指じゃなんとなく物足りひん。




彩ちゃんの服を強く抱きしめ、
精一杯彩ちゃんのことを思い出す。


やっぱ私は彩ちゃんじゃないとダメみたいや…



「はぁっ…はぁっ……ぁ…っ」


だんだん体に力が入らへんくなって、
私は床に横になる。



自分じゃイくにイけへんやん……

はぁ……もう耐えられへん………っ




すると、





ピンポーン




インターホンが鳴った。



私は力が入らへん体を一生懸命起こして、
モニターを見る。



そこに映っていたのは…彩ちゃんやった。



「美優紀ーっ!
ごはん作りすぎちゃったから、一緒に食べよー!」



うそ……こんなことある……?



私は嬉しさと驚きと興奮で頭がクラクラした。

いま彩ちゃんに会っちゃったら…
私…絶対抑えられへん………





ドアを開けると、満面の笑みで彩ちゃんが入ってきた。


「珍しく自分で料理作ってん。せっかくやから美優紀に食べてもらおうと思って」


彩ちゃん……
さっきテレビで見てた人が目の前にいる……
いっつも見てるのになんか変な感覚…

なんでそんな可愛いねん…ほんまに……




私は思わず彩ちゃんに抱きついた。


「わっ……………美優紀…………?」


「……彩ちゃん……………
………………しよ…………?」


さっき1人でしてたのもあって、
私は既に息が切れていた。



「………どしたん…?
……今日は…いつもより早いやん………」


「……はっ……はやくっ…………」


私は彩ちゃんの手を取って、自分の下に誘導した。


「………なんでもうこんなに濡れてるん……?」


「…っ……知らんっ……………」


彩ちゃんがソコをゆっくり撫でる。


「……服も乱れてるし…………」


「はぁっ……ぁっ……ふぁ……ん……っ…」


「あれ………?これ……私の服やん………
……美優紀……私の服で何してたん……?」



彩ちゃんにはもうばれてしまってるみたいや…
私は恥ずかしさのあまり下を向く。


「はぁっ……なん…も……してへん…っ…ぁっ」


「……私のこと……思い出してたんやろ……?
こんなに濡れてんねやから…バレバレやで?」


「…彩ちゃ…んっ……はよ……っ…いれてっ……」


「…………溜まってたん…………?」


……その声ひとつひとつにドキドキする。


彩ちゃんは私の中に指を入れた。


さっき私が1人でしてたことを知ってか、
いつもより激しく指を動かす。


「…自分でしてたんじゃ満足できひんかったんやろ……?
……それで私の服の匂い嗅いで…やってたんやんな……?」



「はぁっ!……ぁ…はぁっ……んぁ…っ…」


「…美優紀……どう…?きもちい……?」


「んっ…あっ…まだ……もっと…ほしいっ…」


それを聞いた彩ちゃんは、指を2本に増やした。
私の体を知り尽くしてる彩ちゃんは、
すぐ私の敏感なところを探り当てて、
そこばっかり攻めてくる。



「はぁっ…彩ちゃん…っ…ちゅーして…はぁ…」



彩ちゃんの舌が私の舌に絡まる。


私はその熱さで溶けてしまいそうやった。


「…美優紀……っはぁ……はぁっ……ん……」


彩ちゃんも興奮してる………


お互い息が切れ切れで、もう限界やった。


「はっ……ぁ……ぁん……イ…く……っ…」


「はぁっ………ん………っ……」


彩ちゃんはさらに指を激しく動かす。


「…っあっ!んぁっ…!…ぁ……はぁっ…」


私は目の前が真っ白になり、
くたっとその場に倒れこんだ。









目が覚めた後、私は恥ずかしさで
彩ちゃんの方を見れへんかった。




「………美優紀……?
………ごはんたべよ…………?」


彩ちゃんが後ろから私を抱きしめて、
耳元でそう言ってきた。


私は、恥ずかしさを隠すように
彩ちゃんにキスをした。



「彩ちゃん……っ……私………
……どうしようもないくらい彩ちゃんが好き………んっ…」



彩ちゃんは私の唇を受け入れ、
しばらくキスをしてくれた。






その後は、彩ちゃんの愛情たっぷりの
手作りごはんを、2人で食べた。




こんな幸せいっぱいの日常が
ずっと続きますように

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