SAYAMILKY

□我慢(裏)
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彩side








「なぁ……………美優紀………………?」




「………んー………?」




「…………………………………しよ………?」







ベッドに寝転んでる美優紀にそう言う。


何もせずに美優紀が寝ようとしてたから、

私はもうすでに耐えられへん状態やった。







「……………どーしよっかなー………?」



美優紀…今日はいじわるやな……………



「……っ………………おねがい………………」



私が美優紀の隣に寝転び顔を近づけて精一杯甘えて言うと、



「じゃぁ……
……5分…この状態で我慢できたら…しよっか」



なんでそんないじわるなん………?




「………ちゅーもあかんの…………?」


「……あたりまえやん……彩ちゃん……
……5分間、絶対に目そらしたらあかんで…?」




できるかな………そんなん………




「………はやく……5分数えて……っ」




じゃぁ、今からな…。
と言って、美優紀がさらに顔を近づけてきた。




あと少しでキスしそうな距離。



目の前に美優紀の顔がある。

私は美優紀の目をじっと見つめる。
美優紀がニコッと笑うと、それだけで
身体中が熱くなる。





私は美優紀の頬を指でなぞる。



「………これくらい……いいやろ………?」



すると、美優紀がその指を舐めた。



「………………彩ちゃんのこと…………
…………食べたいくらい……好き…………」



そう言いながら私の指を口にくわえて、
舌でなぞり始めた。



私は美優紀のその様子を見てると、

ドキドキが止まらへんくなって、

熱さと興奮でおかしくなりそうやった。



「………はぁっ…………彩ちゃん………
………………………好き……………」



美優紀は私を見つめながら、
指を口の中で出し入れする。



私はもう耐えきれへんくなって、



「…………っ…………あかん…………っ
……がまん…できひん……………」



と、美優紀を抱き寄せて訴えた。



「彩ちゃん……あかんで……………?
………まだ1分しか経ってへん………………」



美優紀が唇から私の指を離す。

その間には銀の糸が引いていた。




私は美優紀の唾液で濡れた指を口にくわえる。



「んっ…………ん………ぁ………はぁ……」



美優紀の唾液を舐めていると思うと、
それだけで興奮して声が出てしまう。



「……彩ちゃん…………可愛い………………」



私の太ももを撫でながら美優紀はそう言う。



……………ほんまに…………
そろそろ我慢の限界や…………………



美優紀のおでこに自分のおでこをくっつける。

私はすでに息が切れるくらいドキドキしてた。




「……はぁっ………美優紀っ…………
…………あと何分………?はぁっ……………」




「………あと2分や…………
………ちゃんとがまんしてな…………?」



太ももを撫でていた美優紀の手は腰に移動し、
今度は腰をさすり始めた。




「彩ちゃんのここ………
……後で壊れるかもしれへんな…………?…」



美優紀が私の腰を直接撫でる。




「……はぁっ…………はぁっ………」




「………彩ちゃんどしたん……………?
…………ここ……もう動いてるで………?」





美優紀はいやらしく笑う。
私はもう無意識に腰を動かしてたようだ。




「……はぁっ……………まだ………………?」




「ふふっ………彩ちゃん……
…………今日全然余裕ないやん……………」



美優紀は私の唇を指でゆっくりなぞる。


とっくに我慢の限界がきてる私は、
美優紀の指に噛みつき、舌で愛撫した。



「…はぁっ……ん………ふぁ………んっ………」



「もぉ……彩ちゃん……いやらしいで………?」



「ふぁっ………はぁ………み……ゆ………っ…」





そして私がやったように、
美優紀は私の唾液で濡れた指をくわえる。





「んっ……彩ちゃんの味する……はぁっ………」



「もっと……私の味………感じて…………?」






あ……っ…もう5分経ってた………


美優紀がそう言うと同時に
私は美優紀の唇を奪った。

もう、抑えることなんてできひんから
本能に任せて、何度も美優紀の唇に噛みつく。


「はぁっ……みゆ………んぁ……んっ…はぁ…」


「ぁ……さや……か………はぁっ……はぁ………」



美優紀は私に舌を絡める。
その舌と、吐息の熱さで溶けてしまいそうやった。


くちゅくちゅ…という音が部屋に響く。


「んっ……はぁっ………ふぁ……あ……はぁ…」


美優紀とのキスが気持ちよくて、
唇の隙間から声が漏れる。
















もう何分唇を離してへんやろか
たぶん、我慢してた5分間より長いと思う。



お互い息は切れていて、
気がついたら服をはだけて、肌が露わになっていた。




「はっ……んっ………ぁ…ん……ふぅ…はぁっ…」



美優紀は私の胸を弄りながらずっとキスを続ける。
私の上唇をくわえたり、唇を舌でなぞったり
美優紀のキスは色っぽすぎて、心臓がもたへん。



「んっ……ん……彩ちゃ………っ……ふぁ……」




私は息苦しくなって美優紀の肩を押したけど、
美優紀はまだ私の唇を離してくれない。




「はぁっ……くるし……っ……んぁっ……」



「まだ……彩ちゃんのこと…っ……
…………全部食べさして……?……はぁっ………」



美優紀は私の唇を堪能しながら、
そこを直接指でなぞった。
私は急な刺激に思わず体が反応する。



「っ!……ぁ……っ…」



「彩ちゃんのここ……くちゅくちゅゆってる……」




「…はぁっ…………ゆびっ………いれて…………」




「……………また5分我慢する………………?」



胸の先端を指で回しながら美優紀は言う。



「えっ?……ムリっ………いま入れてっ………」



「……ふふっ…………だーめ…
………いまからまた5分……数えるな…………?」



意地悪に美優紀が笑う。

さすがにそれは我慢できひんよ……?



「っ…………はぁっ……はぁっ……むり……」




美優紀がそこをゆっくり撫でるだけやから、
私はどうしても刺激が足りひんくて、
美優紀の手を取って中に入れようとした。




「ぁかん………もう……はぁっ…………
………自分で入れる………っ…………」



「……………やってみ……………?」



美優紀の指を自分で入れるのは初めてやった。

私は緊張で手が震えた。




美優紀の指を自分の1番感じるところに当てる。
刺激するとさらに愛液が漏れてきた。



「ぁ……はぁ…………んっ………あっ……」



「彩ちゃん………まだ指…入ってへんよ…?」




美優紀が急かすから、
わたしはとうとう自分の中に美優紀の指を入れた。



「っ…!いっ………いたっ…!……はぁっ…」



「……彩ちゃん……自分じゃ気持ちいいとこ
………分からへんの…………?」



自分でいくら出し入れしても、
なかなかいつものような快感が来ない。



私はあまりの痛さに涙を浮かべた。




「っ………んっ……ぁ…………」



「彩ちゃん?………彩ちゃんの気持ちいいとこは…ここやで…………?」



そう言って美優紀は指に力を込め、
私の中を攻めてきた。

私はやっと訪れた快感に脳が痺れる。



「はぅっ…!……ふぁ…んっ……ぁっ……」



「……気持ちいいよな……?
彩ちゃんの体のこと……全部知ってんねんで…」



美優紀はさらに激しく奥を突く。



「はっ…!ぁ……そこ………っ……はぁっ…」



「もっと……?もっと欲しい…………?」



「んぁ………ほし…ぃ……っあ………ぁ……」



美優紀は私の中で指を曲げたり伸ばしたりする。
私はそれに合わせて腰を動かす。



「……はぁっ………はぁっ………」



「美優紀っ……まだっ………もっと………っ」



「はぁっ……もう手が………限界や………っ」




美優紀が言った通り壊れそうなくらい腰が動く。
美優紀も指の動きを激しく、速くする。





「ぁ…んっ………も……ムリ…………んぁっ!」




私は絶頂に達し、頭がボーっとした。




美優紀は私の愛液を舌で舐め取る。

イったばっかりのそこに美優紀が息を吹きかけるから、
それだけで私は感じてしまう。




急に、美優紀が舌を速く小刻みに動かし始めた。




「ぁ!……っはぁ……ダメ……っあ……はぁ…」



「んっ……ん………さやかちゃ…ん…はぁ……」



「はぁっ……また………イっちゃう……はぁっ」




そうして私は二度目の絶頂を迎え、
ベッドに倒れこんだ。






「彩ちゃん……ごちそうさま…………」



美優紀はペロっと私の愛液が付いた唇を舐め、

私の隣で眠りについた。

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