Finalfantasy
□一章〜ペチュニア〜安らぎ
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温かい光。。。。
恋華は、光の方向に向かい手を伸ばした。
そこには、一面広がる、草原。
「ここは。。。」
見慣れない景色に澄んだ綺麗な空。
恋華は、上を見ていると、後ろから優しい風が吹いてきた。
冷たくもない、優しく暖かい風だった。
目にごみが入ったのか、恋華は、手でこすり再び景色をみる。
「ここ、どこなんだろ。。。」
そういうと、地面に咲いていた。花を見つけ、しゃがみ込む。
「この花は。。。」
青い小さな花を恋華を優しく触れると、どこからか声がしました。
「Vergiss-mein-nicht....」
「!。。えっ!」
恋華は、すぐ立ち上がり声がしたほうへ振り向く
そこには男性が左手に先ほど恋華が触れていた青い花をもって立っていたが、恋華からはだいぶ距離が離れていて恋華からみると顔ははっきりとは見えない距離であった。
男性は、再び歩き出しどこかに向かい歩く、恋華は追いかけて走るがどんどん男性の距離が遠くなる。
「待ってください!」
そう、叫ぶが男性は振り向かず、ただ歩く。
恋華が走るたびに、男性を追いかけるたびに。。。
一面広がっていた草原や澄んだ空が白くぼやけ、
真っ白な世界になった。