Autumn daffodil

□番外編
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「んっ、はっ………んうっ………」
「………期待してる?」
「やっ……そんな……」
「もう、すげぇぞ」
明楽の指を易々と飲み込んだ私のソコからは、ぐちゅぐちゅと卑猥な水音が響いて、私は恥ずかしさで明楽の肩に顔を埋めた。
「首に腕回して、しっかり掴まってろ」
「………え?………ひうっ……明楽っ!?やぁぁ……!!こわっ……」
「だから掴まってろって」
腕を誘導され片足を上げられると、硬くなった明楽自身が入り込んできて、更にもう片方にも手をかけられ持ち上げられた。
落ちるのが怖くて必死に掴まってたけど、明楽が歩きだした振動と自重で深く入り込み、私はもう喘ぎ声をあげるしかなかった。
「やぁぁ……深ぃっ……アァァ、っ……」
「気持ちいいだろ?お前を気持ちよくさせれるのはオレだけだ。そのままベッド行くからな」
「んぅ、っっ、……あぁぁ、も、ダメぇ」
「………イケよ。今日はオレに付き合ってもらうぞ」
ベッドに着くまでに一度イッてしまった身体はもう言うことを聞いてくれなくて。
ただ、明楽に揺さぶられるほかなかった。
「もっと奥まで挿入てやるよ。腰あげろ」
「はっ、んんっ………!アァァっっ!!」
入れたままバックの体勢にされ、腰を上げさせられズンっと力強く奥まで突かれると、私はもうそれだけでまたイッてしまった。
「早ぇな……」
覆い被されながら乳首を捏ねられ、チュ、チュッと首やら背中やらに唇を這わされ、私はもう声にならない声をあげるのが精一杯で。
「………一回出すぞ。」
「んんっ、やあぁ……あぁ、ん……」
律動が激しくなりズルッと引き抜かれたと思ったら、直後にお尻に温かいものが出され私はそのまま枕に頭を埋めた。
「……はぁ……っ、拭くからそのままな」
明楽はそう言ってティッシュでお尻を拭いてくれて、また首筋にキスをした。
「………はぁ、……明楽、今日……どしたの」
「……………んー……栄子がめちゃくちゃ綺麗だったから。男どもがめっちゃ狙ってた」
「………え?もしかして………ヤキモチ?」
「るせー、悪いかよ……」
「……ううん、嬉しい」
「だから、オレが満足するまで今日は寝かさねぇからな」
「え!?ちょっ………待っ……アァァ!」
仰向けにされると、いつの間にゴムを着けたのか足を広げられまた熱いのが入ってきて。
この日は一箱なくなるまで愛されて、それでもまだ満足してないとばかりに、ナマでもされて。(中出しは頑張って阻止したけど)
ようやく明楽が満足してくれた頃には、私の身体は限界を迎えていた。



「…………いったぁい……明楽の馬鹿!」
泥のように眠って目を覚ますと、身体全体が悲鳴をあげていて、立つことさえ出来なくなっていた。
「悪ぃ悪ぃ。でもお前がモテるのが悪い!」
「意味わかんない!いたた……マジで動けないんだけど……」
「ちゃんと世話してやるよ。その前に……と」
そっと抱き起こしてくれた明楽は何やらゴソゴソと机を漁っていて。
「……栄子、卒業してオレが就職したらさ……結婚しようぜ。これは予約な?」
「……………え?」
そう言って、左手を取られ薬指に指輪を填められた。
「…………あ、きら?」
「もう、お前じゃねぇとダメなんだよ。ちゃんと幸せにするから……」
「………っ、うん、うん!嬉しいっ……明楽、好きっ」
泣きながら手を広げた私を明楽は優しく抱き締めてくれて、そっと涙を拭きながら目元にキスをしてくれた。
私は、はにかみながらも足りないとばかりに自分から唇を重ねた。


莉桜に目敏く見付けられ、羨ましがられると同時にからかわれながらも喜んでくれて、莉桜もすごく幸せそうだったから、私と莉桜は二人して笑いあった。
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