雨猫と独り



はらり、はらりと雨が降ってきます。
ぽちゃり、ぽちゃりと雨が落ちます。
雨に濡れる雨猫と
独りぼっちの僕。

互いに身を寄せあい一言ポツリと。
ふと顔を上げればさっきまで降っていた雨が気付けば止んでいます。
二人はそのまま眠りに落ちました。
眠りこける二人の寝顔。
雨雲から顔を出した光が二人を祝福していました。
この出会いに祝福を。


「君も独りなんだね。」

互いに身を寄せあい眠る二人の寝顔はとても安らかでした。
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最終更新日 2016/09/10




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