バスケ界に舞い降りた光

□光り02
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4月

春、入学シーズン

ここ誠凜高校では、部活勧誘で賑やか

になっていた。そんななか一人の美少

女が部活ブースで彷徨っていた

「そこの君、バスケットだけにスケッ

 卜募集中なんだけど興味ない?」

(うわぁ今回も引かれる)

(可愛い子だなぁ。)

「バスケ部のブースってどこにあるん

 ですか?」

「そこを真っ直ぐに行けばいいだけだ

 よ。」

「そうですか。ありがとうです。」

「ヒーフー、もうちょい欲しいなー」

「そうだな」

「今年はインハイ優勝するわよ」

「お前、俺にプレッシャーかけんな
 
 よ。」

(本当、クラッチ以外はダメね)

「りこ姉久しぶり」

「あら、久しぶりね火織」

「うん。バスケ部希望してるんたけ
 ど。」

「大歓迎よ、この紙に書いてね」

(この少女は、何者なんだ?)

「じゃあこれで」

「今日来るでしょ?」

「勿論」


「なぁ、今のって?」

「キセキの世代を瞬殺できる孤高の光

 よ。そんで私の親戚で、元帝光中出

 身で、中2最初にアメリカにいった

 の。」

「今年の1年は個性が強いな」

「本場仕込みに、孤高の光りそして

 黒子テツヤ?」

「帝光中か」

「えっ、ルーキーの顔なら覚えてるん

 だけどな。」

「楽しみになってきたわね。」

「そうだね。」
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