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□貴女は美しい
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貴女は美しい。
貴女のその薄紅色で絹のような髪を自分だけの物にしてしまいたい。

貴女は美しい。
貴女のその白く透き通ってしまうような肌を自分だけの物にしてしまいたい。

貴女は美しい。
貴女のその海よりも深く綺麗なエメラルドグリーンの瞳は俺だけを見つめていて欲しい。

貴女は美しい。
貴女のその鈴のような声で、俺だけを呼んで欲しい。

貴女は美しい。
貴女のその折れてしまいそうな腕で俺だけを抱きしめていて欲しい。

貴女は美しい。
貴女のその綺麗な心で、俺だけを考えていて欲しい。


ああ、欲しい欲しい欲しい欲しい欲しい欲しい欲しい欲しい欲しい欲しい欲しい欲しい欲しい欲しい欲しい欲しい欲しい欲しい欲しい欲しい欲しい欲しい欲しい。

貴女の全てが欲しい。
いっその事監禁して俺だけしか見れないように、考えれないように……いや、貴女の自由を俺は奪えない、ら

ああ、欲しいな………。

「ネジ、もうネジったら!」

「ああ…なんですか?サクラ様」

欲しい

「さっきから呼んでるのに返事がないから心配したのよ!」

「すみません…ちょっと考え事を」

欲しい

「全く…私の相棒なんだからしっかりしなさいよね!」

「はい、気をつけます」

欲しい

「ええ…それと、任務よ。里の外れで4人」

「了解しました」

欲しい

「行くわよ…白霧(しろぎり)」

「はい…黒霧様(くろぎり)」





ああ………貴女は本当に美しい。
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