夢小説
□構って(けいっち 裏)
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『は〜、疲れた〜』
名無しはベッドにぼふっとダイブする。
『恵、こっち来て〜!』
恵「なに?」
名無しの側に行くと、腕を引かれて名無しの上にダイブ。
そのまま抱きしめられる。
恵「ちょっ、なに?///」
『んー、恵だ〜♪落ち着く♪』
(うっ...可愛い///)
いつもの大人びた笑顔とは違って、今は子供のような無邪気な笑顔。
色んな表情を見せてくれる名無しにきゅんきゅんする。
恵「名無し、先にお風呂入ったら?」
『ん、そうする!じゃあ先入るね!』
名無しは私を抱きしめたまま体を起こすと、私の頬にちゅっと軽く口付けて脱衣所に消えて行った。
恵「アホ...///」
『あー、サッパリした!』
濡れた頭をタオルでガシガシ拭きながら出てきた名無しはすごくかっこいい///
『先、ありがとね。恵も入っといで?』
お風呂に入って、眠気と疲れが飛んだのかいつものキリッとした名無しに戻っていた。
もう少し子供な名無しを堪能したかったなぁ...なんて。
恵「じゃ、行ってくるね。先に寝んといてな?」
『わかってるって笑』
頭から少し熱めのシャワーを浴び、
湯船につかる。
"上西は欲求不満か"
"構ってもらったらええんちゃう?"
楽屋でさや姉に言われた言葉がループする。
(欲求不満かぁ...確かに、最近あんまり話してないし、キスもしてないし、その先だって...)
恵「...って何考えてんねやろ///」
ぺちぺちと自分の頬を叩く。
(構って...くれるんかなぁ...)
恵「...よしっ!///」
私は気合いを入れるとお風呂から上がった。