どうやら私は、ストレスが無さそうな見た目の人間のようだ。
筋肉粒々の女の子が重い荷物を持っていても心配されないのと同じように、太っている女の子が栄養不足の心配をされないのと同じように、幸せそうな見た目の私も、ストレスの症状が重くなるまでは誰からも心配されなかった。
だから、自分でも「この程度大丈夫」と思い続けて、どうしようもないところまでストレスがかかってしまっていた。
そもそもの原因はそこだ、と、今日気が付いた。
まわりを責める気はないが、事例をまとめてみた。

仕事の悩みを相談すれば、あなたならどの企業でもやっていけるはずと言われ。
恋愛の悩みを相談すると、あなたならいくらでも男性がいるはずと言われ。
体調不良のことを相談すると、医者にすら、あなたは健康そうだから大丈夫と言われ。
悩みがなさそう、というのは昔から言われていたし、スウェット姿で土まみれになって働いていたときでさえ、まわりからはなぜかお嬢様育ちの女がちょっとしたおこづかい稼ぎのために働きに来たんだと思われていた。

でもこの呑気な見た目は、今の彼氏からは「癒される、かわいらしい、優しい気持ちになれる」って言われているから、結果的には良かったかもしれない。

[TOPへ]
[カスタマイズ]




©フォレストページ