Long..【cow】

□7.増す黒いもの
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「こんにちは。最近そちらはどうですか。ちなみに、私はあやとりに夢中です。昔の日本に心を寄せるのはとても良い事です。私はこの前ヘリコプターが完成しました。ほら!ブーン。・・・・どうですか?」

「いえ、結構です。」

「・・・・そうですか。まあ、いいでしょう。最近そちらの方は羽振りがよろしいようで。このままよろしくお願いしますよー。・・

  ・・・そういえばこの前小耳にはさんだ話があるのですが、そちらにおなごの新入社員が入ったようですね。」

「・・・・・・」

「今度連れてきなさい。」

「・・・・・・」

「飼い犬の顔を把握しておくのもこっちの仕事ですよ。」

「・・・・・・・・・それは、できません。」

「は?」

「できない。・・・連れてきたとして、何をするんですか。(このエロ爺)」

「んふふ、なにもしませんよ?とにかく私はこれにてドロンします。では、その件よろしくお願いしますね・・。」







車から帰ってくる丑嶋を見ていた高田は、前より増して強まった丑嶋の殺気を感じ取っていた。
「・・・・・・おかえりなさい。」
『ドカァッ!!!!!!!』

車に乗り込み、勢いよく前の座席を蹴った丑嶋は小さく「・・・渡さねえ。」と呟いた。
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