dream

□面白い話
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椿「ねぇ。名前〜面白い話しでもしてよ」

ソファでくつろいでいた私にそう話しかけてきたのは私の命の恩人でもある主の椿さん。
今の文でおわかりの方も居ると思いますが、そう私は椿さんの下位吸血鬼なのです。

「どうしました?椿さん。またお外で何かあったのでしょうか?」

私に面白い話をしてという時は大体お外で何かあったか昔を思い出した時。

椿「いやぁ。怠惰のにぃさんと城田真昼に妨害されちゃった。」

少し不服そうに答える椿さん。

「そうでしたか。残念ながら私には面白い話とやらは出来ません。」

椿「あは…あはははは…面白くない。名前も早く外に慣れて僕と一緒に遊べたらいいんだけどねぇ」

「椿さん…。私がお外に慣れるまで待っててくれますか?」

少し不安になって聞いてみたが間違っていたようだ。不安になること自体間違っていた。

椿「なに?その面白くない質問。あたりまえじゃない。僕は待ってるよ。待つのは得意なんだ。」

「………はい!」

椿さんは私の頭を優しく撫でた。


〜面白い話〜

「椿さん。面白い話しましょうか?」

椿「なに?何かあるのかい?」

「私…椿さんの事大好きです」

椿「あは…あはははははは…面白くない…こともないねその話」

「!……でしょう?」
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