†Novel†
□ホワイトクリスマス ノアSide
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―――――教団で降る雪は、勿論他でも見られる・・・
そう、ノアが存在する
新たな方舟でも・・・―――――
『ねぇ、ティッキー、雪だよぉ♪あっ、ティッキーは、雪だるま作るんでしょぉ?』
『あんな雨が、凍りかけただけのもんで、はしゃぐなんて、餓鬼のする事だろ?』
『・・・・・ティッキーが、雪の正体知ってるぅ!?このティッキーは、偽者なんだねぇ・・・雪だるまの中に入れちゃぉ♪』
『それは、やめろっ!テキトーに言って、当たってるなんて・・・』
『なぁんだぁ・・・テキトーかぁ・・・ティッキーが、急に頭が良くなるなんて、夢以外在り得ないもんねぇ♪』
『夢って・・・さすがに言いすぎだろ・・・』
『そうね・・・ティキ・・・貴方の頭が良くなったら、エクソシストに負けるわ・・・』
『ルル=ベルっ!・・・なぁ、そっちの方がひどくね?』
『あら、そんな事無いわよ?本当の事を言っただけ・・・』
『そうだよぉ♪ルル=ベルが言ってる事は、当ってるんだよぉ・・・なのに、ティッキーは、間違ってるなんて、よっぽど馬鹿なんだねぇ♪』
『いや、もうひどすぎ・・・』