†Novel†
□ホワイトクリスマス ENDver.
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―主、このままでは、エクソシストに勝てない気がするのです・・・
それに、新しいノアは・・・教団に協力しているなんて・・・
主は、それでもコチラ側に付いてくれると思っているのですか？―
『ルル＝ベル、どうしたのぉ？』
『何でも無いわ・・・』
『じゃあ、早く新しいノア、教えてよぉ！そうじゃないと、ボク、テキトーに連れてきちゃうよぉ？』
『分かったわ・・・一度しか言わないから、ちゃんと聞きなさい・・・一人目は、あのエクソシストの兄・神田ライよ・・・彼は、教団の科学班に居る・・・』
『ノアが科学班にぃ？“潜入捜査”って、ヤツぅ？』
『彼は、まだ覚醒していない・・・主には、分かる様だけど・・・』
『千年公には、分かるんだぁ♪でも、ボク、その人知らないよぉ？』
『大丈夫・・・写真が在るわ・・・』
『―――――ねぇ、それじゃあ、ボクが来た意味無いんじゃないのぉ？』
『あら、もう一人のノアの方を頼もうと思ったんだけど・・・』
『もう一人のノアって誰ぇ？』
『あのエクソシスト・神田憂のイノセンスの中に霊体として、入っている・・・』
『・・・っ！霊体っ！？』
『ええ・・・なぜか、霊体になっている・・・主は、もうじき生き返ると言っているわ・・・』
『“生き返る”・・・ってどういう事ぉ？』
『まだ分からないわ・・・』