†Novel†

□ホワイトクリスマス ノアSide
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『だって、ボクの学校じゃ、へタレいじりが流行ってるんだよぉ?そんな事も知らないんだぁ・・・ティッキーって、頭が悪い上に遅れてるんだぁ・・・これじゃあ、良いとこ無しだねぇ♪』

『えっ・・・へタレ?オレが、へタレ?』

『そうだよぉ♪ティッキー以外、誰がへタレなのぉ?』

『・・・っ!・・・・・もう、“いじり”じゃなくて、“いじめ”みたいになってるっ!しかも、いたずらとかじゃなくて、陰湿ないじめにっ!』

『何言ってるのぉ?へタレいじりだって、言ってるでしょぉ?ティッキーって、さっき言った事も忘れちゃう程、頭が悪いんだねぇ・・・それとも、記憶喪失ぅ?』

『・・・・・』

『・・・記憶喪失かどうかは、ともかく、へタレいじり位は、知っておかないと、モテなくなるわよ?街中で流行ってるみたいだから・・・』

『えェぇェエっ!?そうなのっ!?へタレいじりが、そんなに流行ってるなんて・・・へタレは、これから生きていけない・・・』

『えぇ?へタレいじり知らない時点で、いじられるんじゃないのぉ?エクソシストの中にも、へタレが居るみたいだけど、いじられてたねぇ♪アレンとリナリーにぃ♪』

『あいつらの所でも、流行ってるなんて・・・』

『やっぱり、ティッキーは、遅れてるんだよぉ♪』

『・・・・・ロード、そろそろ、話を元に戻しましょう・・・』

『そうだねぇ♪ティッキーいじりは、何時でも出来るもんねぇ♪』

『えっ!?“へタレいじり”じゃなくて、“オレいじり”っ!?』

『なんて、冗談だよぉ♪』

『・・・・・それは、さて置き、主からの命令よ・・・』
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