赤髪と行く

□悲愴
1ページ/2ページ

はっきりいって傷が治った猫をみて驚き半分、感動が半分程だった


そして凄まじい高揚感。



私だけに与えられた力の存在を感じ取った瞬間だった










「猫の傷が治った…?」

周りの子達は愕然として元気になった猫を見、そして命を吹き込んだ張本人に視線は移動する




自分でも信じられなかった



猫の傷が癒えていくのを見て、




「私、猫の命を助けたんだ…

私のおかげで猫は助かったんだよ!」







高揚感とともに叫んだ



そして周りを見渡す




「凄いでしょ私!

猫がこんなにげんきになったんだよ!?」




当然、みんな褒めてくれる








そう、おもっていた
次へ
前の章へ  

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ