赤髪と行く

□海賊
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今、目の前で起きている事が信じられなかった





「なに、してるの………?
かあ、さん?






母さん!!!!!!!!!!」





急いで母の元に駆けよる
打たれた場所からはドクドクと血液が流れ、赤い水溜りを作り始めていた



徐々に呼吸が浅くなり弱っていく自分の母親を前にただ呆然と見ているしかできなかった


「さぁ、お前の母親が目の前で死にかけているぞぉ!

お前の能力見せてもらおうじゃないか」


「……………母さん、待ってて、私が助けるから」





「リゼ…」

弱々しい声がきこえる中、
精神を統一させ、手を翳し、













命を吹き込む
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