夢小説

□代わり
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ポアロの仕事が終わって、約束通り安室さんと2人で安室さんのオススメの店に行き、食事をしながら話した。

「そう言えば、小説の主人公の職業を何で公安にしたんですか」
「あ〜、それはちょっと詳しくは言えないんですけど、私の知り合いがモデルになっているんです」
「と言うことは、その人が公安の人間だったんですか」
「違います。としか言えません」

「そうですか、秋夜さんは好きな人はいますか」
「え、何でそんな事を聞くんですか」
「それは、僕がアナタの事を好きになったからです」

「えっえ〜安室さんが私をですか」
「はい、アナタと今日話していてこれほどまでに話しが合う人に会った事は無いです」
「ででも、それだけなら私以外にも探せばいますよ」
「そんな事は無いですよ、それに僕と会うのはこれが初めてじゃないですよね?」

「うっ、覚えていたんですか」
「えぇ、まぁ、なにせ印象深い出会い方だったので」
「確かにそうですね、あの時は私が男の人達に絡まれていてそこを安室さんが助けてくれなかったらどうなっていたか分かりません。あの時は本当にありがとうございました」
「いえいえ、僕は当たり前の事をしたまでですから」

「そんな事ないです。私は助かりました。だから安室さんがポアロで働いているのを梓から聞いて梓の代わりにポアロで働いて安室さんにあの時のお礼を言いたかったんです」
「成る程、僕が質問した時答えなかったのはそゆう理由でしたか」
「はい、そうです」

「それで、僕にお礼を言った後は、梓さんの代行が終わったらもうポアロに来ないつもりだったんですか」
「え〜と、それはないです。たまには来ようかなと思ってました」
「そうですか、それは良かったです、梓さんが帰って来たらこの繋がりが終わってしまうかと思ってました」
「そんな事はないですよ」

「それで、すいませんが僕が告白した事についての返事をもらっても良いですか」
「あぁ、はいえ〜と安室さんの事は話していて凄く楽に話せました。私も安室さんの事が好きです。まだこの好きが安室さんの気持ちと同じかどうかは分かりません、だから友達から始めませんか」

「アナタがそう言うのなら僕はそれで良いです」
「ありがとうございます。これからよろしくお願いします」
と言って安室さんに手を出して握手をした後は食事を済まして帰った。
その後は何日かポアロで働き、梓が旅行から帰って来て私の代行は終わったが安室さんとの繋がりは続いており、私達の関係が恋人になったかどうかは別のお話しで。
終わり
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