IF夢小説

□保健室
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「桜木さん少し話ませんか」
と言われたので、私は先程いた場所に戻ったら、安室先生に椅子を勧められたので座った。

「先生、話してなんですか?」
と私が聞いたら安室先生が答えてくれた。
「話というのは、先程の怪我の事です。さっきも言いましたけど、桜木さんが保健室に来るのは珍しいですよね、それに運動神経もいい桜木さんがなんでまた、ボールを頭に受けてしまったのかが気になりましてねぇ、何か悩みでもあるんじゃあないかと思いまして」
と言われてしまった。

安室先生の言う通り私には悩みがある。
というよりその悩みの種が安室先生である。
私は安室先生の事が好きなのだが、冒頭でも言った通り安室先生はモテる。
安室先生を狙っている生徒は多い。
その中に私も含まれるのだが、私は他の子達と違い積極的に安室先生に話し掛ける事が出来ない。
というのも本人を目の前にしてしまうと冷静ではいられなくなるからだ、今は無理矢理に平常心を心掛けているが、頭の中では安室先生に呼び止められてパニック状態になっているが、顔には出さないように頑張っている。
そんなこんなで、安室先生に悩み事を相談する訳にはいかないのだが、安室先生も保健の先生である以上、生徒の悩み事を聞くのも仕事であるからして、どう答えようか迷っていたら、安室先生が話し掛けてきた。
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