IF夢小説

□病院
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「赤井先生…」
「どうした、さっきの事なら気にするな。人間誰しも完璧に出来るわけではない、いつかミスもする事もある」

「すみません、でも、さっきのミスは小さかったかもしれませんが、私のミスで患者さんを死なせる事にもなります。だから赤井先生、お願いがあります。私を赤井先生の助手から外して下さい。私、怖いんです。また、ミスして今回より大きな事になって患者さんを死なせる事になってしまったらどうしようて、だからお願いします。私を外して下さい」

「断る!」
「何でですか!?」
「理由は、君はミスをした事の重要さを知っている。それにこれは俺の勝手な願いだ、俺の隣りに君が居てくれる事で俺は倍頑張れる。俺は君の事が好きだ。だから側に居てくれないか」

「…それは本当ですか、私の事が好きと言うのは」
「なんだ、疑うのか」
「違います、疑ってる分けじゃないんです。ただ信じられなくて、私も赤井先生の事が好きなのでそれで…」
「なんだ、両想いだったのか、それなら早く言ってくれたらこんなに時間が掛からなかったんだがな」
「そんな事言われも、赤井先生モテるじゃあないですか、私なんかじゃあ無理だと諦めていたんです」
「はぁ〜、俺は君のことしか見ていない、だから自信を持って俺の彼女になってくれ」
「はい!」
と言って私は赤井先生の彼女になった。
彼女になった日に赤井先生が大々的に私の事を紹介したものだから、赤井先生を狙っていた人達は落ち込んでいた。
赤井先生は私を彼女に出来た事で更に仕事のペースが上がり、上の人はそれに喜んでいて私の事を赤井先生対策としてずーっと病院に居てもらう為に給料を上げてくれた。
そんなこんなで、私と赤井先生が付き合う事が周りの人間に受け入れてもらえた事がなにより嬉しかった。
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