IF夢小説

□保健室
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私の学校に最近、赴任した保健の先生は安室先生と言って、女子生徒が周りに群がる程のイケメンで今ではちょっとした有名人である。
そんな安室先生に会いたい人で休み時間は保健室はいっぱいである。
その保健室に私は向かっている、というのも前の時間が体育でバレーをやり、私に向かってきたボールを打ち返そうとしたらボールが落ちてくる場所を間違えて頭に受けてしまい、クラスメートに心配されたがその場では大丈夫と言ったが、時間が経つにつれて頭のあたりが少し膨れてきたので、冷やす物を貰おうと来てみたわいいものの、保健室は安室先生目当ての生徒が居て中々入れないでいると、そんな私に気づいたのか安室先生が周りの生徒達に言った。

「皆さん、そろそろ解散して下さい。病人の人や怪我をした人が入れませんので」
と安室先生が言ったら、女子生徒達は皆返事をして出ていた。

「すみません、待たしてしまいましたね、どうぞ中に入って下さい」
「あ、はい」
と言って私は保健室に入った。

「今日はどうしましたか、桜木さんが保健室に来るなん珍しいですよね」
「はい、今日あった体育で頭にボールを受けてしまって、最初は大丈夫だと思ったんですけど、しだいに膨れてきたので冷やす物をもらおうかと思いまして」
「そうだったんですか、気をつけて下さい。頭の怪我は特に危険ですので」
「はい」

「それじゃあ、いま冷やすのを出しますね」
と言って安室先生は冷凍庫から氷を出し袋の中に入れて袋を結んで私に渡した。
「ありがとうございます」
「いいえ、どう致しまして」
と安室先生が答えて私は保健室から出て行こうとしたら、安室先生に引き止められた。
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