夢小説

□声
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突然ですが、今から私はカミングアウトします。
カミングアウトするのは私が声フェチである事です。
何故、今それを言うかとゆうと私の上司である赤井秀一さんの声が私の中でどストライクであり、今は仕事を頼まれているのだが赤井さんの声に夢中であまり聞いていない事がバレて赤井さんに怒られている。
「お前は俺の話を聞いているのか」
「え、はい」
「本当か、なら俺がお前に頼んだ事を言ってみろ」
と言われたので答えた。
「え〜と、今抱えてる事件で必要な資料があるから持ってきてくれて事ですよね」
「あぁ、聞こえているならいい、早く俺のところに持ってきてくれ」
と言って赤井さんは自分のデスクに戻った。
危なかった、また怒られるのもあれなので資料を取りに行った。
「赤井さん資料持ってきました」
「あぁ、そこに置いといてくれ」
と言われ赤井さんのデスクに置いた。
「え〜と、赤井さん資料だけですか、私に頼む事は他に無いですか」
と私は赤井さんに聞いた。
「いや、今のところは無い」
「そうですか〜」
と言って私は自分のデスクに戻った。
「はぁ〜、今日は赤井さんの声を聞けるのはここまでか〜」
と私は呟きながら自分の仕事をした。
仕事が大分片付いたのでコーヒーを飲もうと給湯室に向かった。
自分のコーヒーを淹れるついでに赤井さんの分も淹れて持って行こうと思い準備した。
「赤井さんコーヒーを淹れてきたんですけど飲みますか」
と私は赤井さんに聞いた。
「あぁ、いる」
と赤井さんが答えたのでコーヒーを淹れたカップを渡した。
「ありがとう」
と赤井さんが言ってカップを受け取った。
私はまたしても赤井さんの声に萌えていたら赤井さんが話掛けてきた。
「今日の仕事は定時で終わりそうか」
「えっ、はいあともう少しで終わりますけどそれがどうかしましたか」
「あぁ、さっきジョディから映画のチケットを貰ってな、どうやら用事があるとかで行けなくなったそうだ。それでこのチケットが今日までだそうだからお前にやる」
と言って私にチケットを渡してきた。
「えっ、でもこれ二枚ありますけど」
「あぁ、だからお前が誰かと一緒に行けばいいだろう」
と赤井さんが言ってきた。
「今から一緒に映画を見てくれる人を探すのは無理ですよ」
「そうか」
「赤井さんはまだ仕事があるんですか」
「いや、今日の分の仕事は終わった。それがどうかしたか」
「え〜と言いにくいんですけど赤井さん一緒にいきませんか」
「別にいいが俺でいいのか」
「はい、他の人と行くよりむしろ私は赤井さんと行きたいです」
と私が答えたらなんか赤井さんの顔が少し赤くなったような気がした。
「そうか、それじゃ仕事が終わったら駐車場に止めてある俺の車のところで待ち合わせだ、それでいいか」
「はい」
と私は答えて自分のデスクに戻り残っている仕事を終わらせた。
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