夢小説

□ストーカー
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ポアロの仕事が終わり、今日は公安と組織の仕事も無く、探偵の依頼も無いし車は今日車検に出している為、仕事が無くて良かったと思いながら帰っていたら、ちょうどコンビニから出て来たであろう女性が、横断歩道の信号が青になったので渡ろうとしたら、急に車が突っ込んできて、女性はそれに驚き動けずにいたので、まだ彼女が渡り始めだったので僕は彼女の腕を引き歩道側に戻した。
車はそのまま凄いスピードを出して止まる事もなく通り過ぎていった。
引かれそうになった彼女は相当怖かったのだろう、身体を丸めて震えていた。
僕は警察に電話をしてから、彼女に声を掛けた。

「大丈夫ですか?」
と言ったら彼女は伏せていった顔を上げて答えてくれた。
「大丈夫です」
と弱々しく答えた。
「無理に喋らなくていいですよ、さっき警察を呼びましたので、すぐ来ると思います」
「そうですか」
と彼女は答えてからは、警察が来るまで何も喋らなかった。

その後、警察が来て事情を話して、車のナンバーを教えた後は、一応その場で解散となり詳しい事情はまた後日となったが、気になる事があったので、彼女を送る事にした。
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