main(カゲプロ、あんスタ)
□三年生はヤバかった。byあんず
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これはある男の一日である!
千秋「おはよう羽風!」
薫「あ、もりっちおはよ〜」
千秋「うむ!前は男と話そうともしなかったのに……偉いぞ!!」
薫「まぁ、俺も成長したし〜?」
そんな事を話しながら廊下を歩く二人。この二人はどれほどまでに仲良しになったのだろう。うらやましい。
千秋「皆おはようっ!」
泉「守沢うるさい」
宗「同感なのだよ…」
口々に反応するクラスメイトに千秋さんは嬉しそうに呼び掛ける。
千秋「ん?二人とも照れ屋だな…☆」
泉「ちょ〜うざぁい」
宗「…羽風も一緒だったのか」
薫「ん?そうだよおはよ〜♪」
二人「「おはよう」」
薫さんが挨拶すると返してくれた。千秋さんの時は何故かしなかったのだが。
千秋「む、何故羽風には挨拶を返す!ならばこの俺も…☆」
泉「いや、羽風は特別♪俺の思い人だからね」
薫「………………………?」
薫さんの思考が一旦停止した。思い人?
薫「……せなっちって二年の子が好きとか言ってなかったっけ…」
泉「ん、言ったけど?羽風とゆうくんに対しての気持ちはちょ〜っと、違うんだよね♪」
あっさりと言われて何を考えて良いのか迷ってしまう。違う?気持ちが?………意味わからん。
英知「ふふっ、面白そうな話してるね」
敬人「おい、英知…あまり動くな」
斑「泉さん、何か悩みがあるのならママに相談するんだぞぉ〜?」
次々と集まってくる面々。と、いうか皇帝……英知さんまでいるのは正直驚く。いつもなら体が悪く、休みが多いのだ。
泉「相談なんてないし………あ、一つあった」
斑「んん?何だ何だ?」
泉「今俺、羽風に告ったんだけど俺を好きにさせるにはどうしたら良い?」
全員「!?!」
あまりにサラッと言うものだから驚くのも無理はない。あの斑さんまで驚くしまつだ。
薫「あ、あの………せなっt「羽風っ!」!?」
いつの間にか薫さんの前には千秋さんが立っていた。後数センチでキスしてしまうのではないかという距離だったが。
薫「千秋くん…?ちょ、近い……っ」
千秋「俺も好きだ!!」
薫「…………」
あまりの驚きにもう声はでなかったらしい。その様子を見て何を考えたのか、英知さんも口を動かした。
英知「……この際だから僕も言うよ、………羽風くん好きだよ♪」
敬人「おい、英知……」
宗「ぼ、僕は……まぁ、この学園の中で一番気に入ったやつは…仁兎以外だと羽風、お前だ」
英知「敬人もこの機会に!ほらほら♪」
敬人「………嫌いではない、ぞ…まぁ」
英知さんはともかく、宗さんや敬人さんまでデレてこんな真剣(?)事を言うのは珍しい。
泉「ちょっとぉ〜、先に告白したのは俺なんだけど?」
千秋「ははは☆好きなものは仕方ない☆」
泉「ん〜……確かにね((チラッ」
薫「っ、あ、ちょ、外行ってくる!!」
次々の攻撃に耐えられなくなった薫さんは廊下に逃げた。←
斑「……いつの間にか空気になっていた気がするぞぉ〜?w」
ドンマイ。(作者がキャラを掴めてないのが悪い。まぁ、あんスタ知って約4ヶ月だから(殴))
薫「(そうだ!隣なら安心そうなクラスだし、大丈夫か……な?)」