main(カゲプロ、あんスタ)
□アンデのレッスン
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〜unitedレッスン室〜
薫「〜♪」
零「流石薫くんじゃのう♪新曲を一日で覚えるとは」
薫「まぁ、覚えないと晃牙くんに殺されそうだしね…」
今日の昼休みに晃牙くんが教室来て、「レッスン来なかったら殺す」って言われたんだよね〜、おお怖っ!
だからやむなく来たんだけどね。
晃「てめぇが本当に来るとは思ってなかったぜ」
薫「てめぇじゃなくて先輩だからね?」
…ちょっと俺に厳しいかな、まぁわかってたけどさ☆
女の子とのデートもあったのにさぁ〜、脅しは酷くない?
晃「んなのどっちでも良いけどよ、お前曲覚えんの早くね?」
薫「ちょ…お前になってるよ!?!」
零「まぁまぁ…二人とも落ち着いて。アドニス君も困っておるぞ」
朔間さんの指差した方を見ると、こっちを見ながらオロオロしているアドニス君がいた。
薫「あっ、ごめんアドニス君…」
ア「いや、平気だ。それより羽風先輩達は何の話をしていたんだ?」
薫「あはは…ちょっとね〜」
良い子だ!この子は良い子だよ!!晃牙くんもアドニス君を見習って……
そんなことを思いながら晃牙くんの方をチラッと見る。
晃「あ?何だてめぇ」
うん、無理だ。この子は晃牙くん。性格は変わらない。(泣)
そんなことを話ながら時間が過ぎていき、外は暗くなっていった。
晃「うげ、もう八時かよ」
零「本当じゃ、今日はここまでにするかのう」
薫「はーっ、やっと終わった〜!」
何時間くらい練習していたんだろう。そう思ってしまうほど疲れた。
ア「大丈夫か羽風先輩」
薫「大丈夫だよ〜……………多分」
ああ、本当に良い子だ…このセリフさっき言った気がするけど。
薫「……ねぇ朔間さん、本当に着いてくる気?」
零「当たり前じゃ、薫くんが誰かに襲われたりしたらヤバいからのう」
薫「一応言っとくけど俺、男」
そう、何故か朔間さんが俺の家まで着いてくるようだ。っていうか着いてきてる。何で着いてくるかは今聞いたけど………
零「いやいや、薫くん可愛いから」
薫「げろげろ〜、男に言われても嬉しくない……って言うかカッコいいの方が良いんだけど…」
零「いや、本当に…って、もう家に着いてしまったのう」
薫「ん?あ、本当だ」
零「もうお別れとは…寂しいのう…♪」
もう自分家の前に来ていたなんて、全く気がつかなかった。多分朔間さんがうるさいからだと思う。
に、しても本当うるさい。「♪」を何故今の言葉に付けたの……
(何故だろうねww by作者)
零「あ、明日はライブじゃからちゃんと来とくれよ、薫くん」
薫「はいはい、わかってますよ〜」